【梅干し〇〇効果!】クエン酸&りんご酸

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「梅干し」について詳しくご紹介します。

☑️梅干しの正体
☑️梅干し2つの〇〇酸
☑️梅干しの健康効果
☑️梅干し腸活レシピ2選

梅干しって、身体に良いと聞くけど、、
梅干しが健康に良い”ひみつ”を教えます。日々の食卓に上手に取り入れてより健康になりましょう!
では書きていきます。

 梅干しの正体

梅は、バラ科に属しており梅の品種は300種類を超えています。そして大きく2種に分類されます。

❶ 食用にする果実を取るための梅
 ▶︎「実梅(みうめ)

❷ 観賞をするための梅 
▶︎「花梅 (はなうめ)」 

花の色は、白色、紅色、淡紅色と様々で、2-3月で葉が出るよりも前に花を咲かせます。

一般家庭で梅干しが食べられるようになったのは江戸時代と言われており、江戸時代では大晦日や節分に梅干しにお茶を注いで飲む習慣があったようです。ちなみに「6月6日は梅の日」と制定されています。

■梅干しの2つの〇〇酸

梅干しがすっぱい正体は「クエン酸とリンゴ酸」です。レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類のすっぱさの基となっているのが有機酸がクエン酸です。

クエン酸はレモンなどにも含まれていて、胃腸の働きを促進して食欲を進め、たんぱく質の消化を良くします。
リンゴ酸は疲労物質である乳酸の分解を促進するため、疲労回復に◎。
リンゴ酸とクエン酸を一緒に摂取することにより、殺菌作用や体内の炎症を癒す効果があり胃腸の働きを促進します。

健康のために良さそうですよね!さらに梅干しの効果を次項で解説していきます。

梅干しの健康効果

梅干しはドライフルーツのひとつです。
ドライフルーツは保存性が良いので非常食としては最適。乾燥させることで、水分が蒸発し成分が凝縮され栄養を効率よく摂ることができます。

⑴ 疲労回復
⑵ 便秘予防
⑶ アンチエイジング効果
⑷ 二日酔い解消

1つずつ解説していきます。

⑴ 疲労回復

梅干しのすっぱさの基となっているクエン酸は、体に吸収されにくいマグネシウムやカルシウムなどのミネラルの吸収を促す「キレート作用」という働きがあります。

ミネラルは不溶性で吸収されにくい性質ですが、クエン酸と一緒に摂取することでクエン酸のキレート作用が働き、ミネラル類が水溶性に変換され、腸壁からの吸収率を高めてくれます!
結果的に、体内で食べ物を分解しエネルギーを生み出すための代謝過程に関わり代謝をスムーズにする働きがあります。これは疲労物質を溜めずに体外へ排泄させることに繋がります。

また、料理でも梅干しと一緒に「ビタミンB1」を多く含む豚肉、うなぎ、大豆製品、雑穀類などを一緒に食べると効果アップ!

梅干しと鰻の食べ合わせはNGというのは迷信です。

⑵ 便秘予防

梅干しに含まれる植物性乳酸菌は、腸の活動をよくする善玉菌のエサとなり善玉菌を増やす働きがあります。胃酸に強く生きたままの状態で腸まで届く成分であるため、優れた整腸作用が期待できます = 便秘予防に効果的です。

梅干しに含まれるクエン酸や食物繊維などにより食べた物の消化吸収を促します。腸内では便を軟らかくしてかさを増やす効果があります。また、腸内の殺菌もするので体の中からキレイになります。

⑶ アンチエイジング効果

梅干しに含まれるクエン酸やポリフェノールは、増えすぎると老化の原因となる「活性酸素を体の外に排泄する働き」をする抗酸化作用があります。
過度な有酸素運動や紫外線、排気ガス、化学物質、ストレスなどの影響から増える活性酸素を減らすことで若々しい肌や元気な状態の細胞を維持できます。

また梅干しを食べると唾液が出ますよね?唾液に含まれるホルモンの「パロチン」は成長ホルモンのひとつで、分泌量が増えることはアンチエイジングに効果的ですね。唾液量が増えること、胃腸の殺菌の観点から口臭予防にも繋がります。

⑷ 二日酔い解消

二日酔いには、梅干しを入れた熱いお茶が良いと言いますね。これは人間の体の細胞を維持するためにはナトリウムとカリウムのバランスが大切ですが、梅干しにはその2つが適度に含まれている為です。

多く汗をかく時も同じことが言えるので、運動、トレーニング習慣のある方、夏バテ対策など色々な場面で梅干しは効果を発揮します。

腸をキレイに!腸活レシピ2選

身体をキレイにする上でも、アンチエイジング効果を狙うためにも腸をキレイにする、腸内環境を整えることはとても重要です。

今回2つの梅干しレシピをご紹介!

⑴梅干し✖️大根

大根と梅干しを煮て、煮汁ごと残さず食べることで胃腸の働きが活発になります。
大根には、便を柔らかくする水分や便のカサを増す食物繊維、胃腸の働きを助ける消化酵素、善玉菌を増やすビタミンCが含まれており、便秘解消に効果が期待できる食材として知られています。こうした2つの食材を組み合わせることでより高い効果が期待できます。

この食事の組み合わせは「梅流し」と呼ばれる歴とした食事療法です。

材料>(1人分)
☑︎ 大根1/2本
☑︎ 梅干し2-3個
☑︎ だし用昆布15g
☑︎ 水1.5L

<作り方>
①昆布の表面の汚れを拭き取る
②保存容器に昆布と水を入れ冷蔵庫で半日寝かせる
③②を鍋に移し中火にかけ煮立つ前に昆布を取り出す
④大根を厚さ2センチ程度の輪切りにする
⑤③の鍋に大根を入れ中火で煮る。
⑥大根に竹串がすっと入る程度に柔らかくなったら梅干しをほぐしていれさらに5分煮る

<食べ方>
①煮汁を茶わんいっぱいに入れ飲み干す
②大根と梅干しを食べつつ、煮汁を飲む

<ポイント>
最大限の効果を得るには「空腹のタイミング」で行うことがポイント。最後の食事から12-16時間あけて行うのがベター。効果の早い人では食べている最中から便意を催します。1日のうちに何度も便意を催すため家に1日いる日がおすすめです。

⑵梅干し✖️ヨーグルト

発酵食品は善玉菌のエサとなり善玉菌を増やす作用のある乳酸菌が豊富に含まれているため、腸内環境を整える効果が期待できます。梅干しには悪玉菌の増殖を抑えるクエン酸も豊富に含まれているため、ヨーグルトと一緒に摂取することで善玉菌の働きをより活発にしてくれます。

<材料>(1人分)
☑︎ プレーンヨーグルト 100g
☑︎ 梅干し2-3個
☑︎ はちみつ 大さじ1

<作り方>
①ヨーグルトに梅干し・はちみつを入れる
②梅干しをつぶしてはちみつと一緒に混ぜる

<ポイント>
甘味がない方が良い方ははちみつをいれなくても大丈夫です。ヨーグルトの砂糖入りのものは整腸作用にはおすすめできないのでプレーンがおすすめです。

腸活は健康のためにとても重要です。
筋肉をつける・ダイエット・体力をつける」などどんな目的でも腸内環境が良くないことはマイナス面しかありません。今回紹介した梅レシピ以外にも酵素ファスティングは腸活にとても効果的!24時間365日休まず働いている内臓を休めてあげられます。

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■ まとめ

おにぎりや弁当にはよく梅が入っていますよね。これは梅による殺菌効果、防腐効果から食材が腐りにくいためです。

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プライベートジムTCFIT
代表トレーナー 千葉

ダイエットや追い込むだけのパーソナルトレーニングだけではなくストレッチや筋膜リリース、コーディネーションなど姿勢改善にも力を入れています。
身体の本質から整えて目的の身体作りをサポートします。
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