【HIIT】正月太りを吹き飛ばす!代謝爆上げトレーニング!

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「HIIT(ヒート)トレーニング」について詳しくご紹介します。

☑️HIITトレーニングとは
☑️HIITの特徴 ・メリット
☑️HIITの効果
☑️HIITのやり方
☑️実践!

年末年始は飲み食いする機会が増え、、、体重、体脂肪ともにやや右肩上がりの方も多いのではないでしょうか??

器具や場所を問わず行えるHIITトレーニングで脂肪燃焼スイッチをONしていきましょう!では書いていきます。

■HIITトレーニングとは

HIIT(ヒート)トレーニングとは「High Intensity Interval Training」の略称で、高強度インターバルトレーニングを意味します。

HIITトレーニングは、専用の器具がなくても高強度かつ高負荷のトレーニングが行えます。
自宅でも実践できる手軽さ、自分のレベルに合わせて負荷を調節しやすいのでトレーニング初心者にもおすすめです。

■HIITの特徴・メリット

HIITの特徴は、短期間で効率的にトレーニングできるという点です。高強度の運動休憩を繰り返すトレーニング方法でたったの4分でトレーニングを終えることができます。

「トレーニングする時間がなかなか確保できない」

こんな方にはHIITの時短トレーニングは効率的でおすすめです。また、体力レベルに合わせてトレーニングメニューを選べます。

短時間で限界まで追い込む」というHIITの特徴を聞くと、体力のある人しか実践できないトレーニング方法だと誤解する方が多くいます。そんなことはありません。
そもそもHIITの強度は「心拍数を最大心拍数の80%〜90%にすることが目標です。
そのため、体力レベルに合わせてトレーニングメニューが変わってきます。

心拍数がトレーニングの指標となるHIITは体力レベルに合わせてメニューを選ぶことができます。最大心拍の測り方はこちらのページを参考にしてみて下さい↓↓

https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228740

■HIITトレーニングの効果

有酸素運動と無酸素運動を組み合わせた種目もあり様々な嬉しい効果が期待できます。

⑴脂肪燃焼効果 ▶︎アフターバーン
⑵体力・持久力向上

一つずつ解説していきます。

⑴脂肪燃焼効果(アフターバーン)

HIITは高い負荷をかけて行うトレーニングなので、HIITの後にはアフターバーン効果が生じると様々な論文でも発表されています。

アフターバーン効果は、高強度の運動時に身体に大量に取り込んだ酸素を消費したり、トレーニングで傷ついた細胞を修復するために脂肪を消費してエネルギーを作り出します。
HIITを行うと運動中のカロリー消費だけでなく運動後にも効率よく体脂肪が燃焼するため(基礎代謝向上)ダイエット効果が期待できます。

また食事制限が続いていて、その状況に身体が慣れてしまい停滞をしているときなどの再度燃焼を着火させる効果もあるのでダイエッターには嬉しい効果です。

⑵体力・持久力向上

HIITのように短期間で高い強度のトレーニングを繰り返す場合にも「最大酸素摂取量(VO2max)」がアップするとの研究結果が多く発表され、HIITによる持久力アップが期待されています。

短時間で全力を出し切るような負荷の高い運動を何度も繰り返すHIITは、エネルギーを作り出すために大量の酸素が身体に取り込まれます。一般的な有酸素運動よりも大量の酸素が取り込まれるため、心肺に負荷がかかり心肺機能の向上→持久系・体力の向上が期待できます。

最大酸素摂取量(VO2max)とは?

最大酸素摂取量は「1分間に体重1kgあたり取り込むことができる酸素の量」です。
Volume〔量〕O2〔酸素〕max〔最大値maximum〕で「VO2max」と呼ばれています。
全身持久力の指標となり、運動中に体内(ミトコンドリア)に取込まれる酸素の最大量を示し、有酸素性能力や有酸素性パワーとも呼ばれています。

■HIITのやり方

HIITは、決められた時間の中でトレーニングを行います。種目は自由ですが、基本的なトレーニングの流れは次のような方法です。

トレーニング20秒

インターバル10秒


これを1セットとして
8セット”を目標にやり切ります。
1セットが30秒なので4分でfinish!

最大心拍数の80%〜90%(ハァハァゼェゼェする強度)に到達するように全力で自分を追い込めるメニューを組み合わせて、HIITの効果を最大限に引き出しましょう。

■HIITのおすすめ種目

HIITは1つの種目を連続するのもありですが、体力より筋力的にキツくなることが多いので、複数のメニューを組み合わせるのもおすすめです。

また心拍数を上げることが重要なので動きのダイナミックな種目、下半身の種目を多く取り入れると効果的です。今回は5つの種目をおすすめとしてご紹介します!

⑴バーピージャンプ
⑵ジャンピングランジ
⑶マウンテンクライマー
⑷プッシュアップ
⑸バイシクルクランチ

1つづつ解説します。

⑴バーピージャンプ

<やり方>
❶足を肩幅に広げる
❷しゃがみ、床に両手をつける
❸少し飛び跳ね両足を後ろに伸ばし腕立て伏せの姿勢になる
❹足を戻す
❺両手を上げて高くジャンプ
❻1の姿勢に戻る
❼これを30秒繰り返す

⑵ジャンピングランジ

<やり方>
❶足を肩幅にして前後に足を広げる
❷床に膝がつくギリギリまでしゃがむ
❸飛び跳ね空中で足を左右入れ替えて2の姿勢をつくる(胸を張り手を使ってサポート)
❹これを30秒繰り返す

⑶マウンテンクライマー

<やり方>
❶手幅肩幅で四つ這いになる
❷足を伸ばして腕立て姿勢をキープ
❸頭から足を一直線に保ちながら腿上げをするように片足を曲げる
❹足を素早く入れ替える
❺これを30秒繰り返す

⑷膝つきプッシュアップ

<やり方>
❶手幅はハの字で肩幅の1.5-2倍で着く(前腕が垂直になる程度)
❷真上から見たときに上腕が横一文字にならずに「ハの字」になるように手の位置を決める
❸胸を手と手の中心に向かって降ろす
❹元の位置へ戻す
❺これを30秒繰り返す

⑸バイシクルクランチ

<やり方>
❶仰向けで寝る
❷膝を引き寄せるよう上げて、ふくらはぎ部分が地面と平行になるようにする
❸両手を頭の後ろにして上体を軽く浮かせる
❹足を入れ替える(片足を真っ直ぐ伸ばしていき、逆足は胸に引きつける)
❺❹の時、引きつけた足の対角の肘をつけるように状態を捻る
❻反対側に入れ替える
❼これを30秒繰り返す


どの種目もまずはゆっくりと行って動作を確認します。実際のHIITでは出来るか限り大きな可動域、出来る限りのスピードで実施していきましょう!

■まとめ

今回は「HIITトレーニング」についてまとめてみました。

HIITに取り組む上で最も大切なことは、継続することです。自分の体を限界まで追い込むトレーニング方法であるため4分とはいえかなりハードです。お気に入り音楽に合わせてトレーニングをしたりしてみてください!

正しい知識をつけて効果的に健康的にボディメイクしていきましょう。パーソナルトレーニングジムでは、プロのトレーナーからその人に合った教科書には書いていない個人に合わせたプログラムが提案でき効果的にボディメイクができます。

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【超・効率重視】有酸素運動のゴールデンタイム

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「効率重視!有酸素運動のゴールデンタイム」について詳しくご紹介します。

☑️有酸素運動とは
☑️有酸素運動の種類
☑️有酸素運動の三大効果
☑️超効率!2つのタイミング
☑️3つの観点からみた適切な方法

何事も正しく行うことで成果につながります。がむしゃらにではなく効率的に実施することが重要です。
では書いていきます。

有酸素運動とは

有酸素運動とは、酸素を使って体内の糖質や脂質をエネルギー源とする運動のことです

酸素を使用するためエネルギーの生成に時間はかかるものの、体内の糖や脂肪を継続的にエネルギーとして変換できるため長時間運動を続けることが可能です。

有酸素運動の量と体脂肪の減少は相関関係にあることが認められているため、ダイエットや健康維持を目的に昨今ウォーキングやランニングを始める人が増えブームになっています。

有酸素運動の種類

有酸素運動には、以下のような種類があります。

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • ランニング
  • サイクリング
  • 水泳
  • エアロビクス
  • 縄跳び  etc…

場所や道具が必要なものに比べて気軽に始めやすいウォーキングやランニングが人気です。

筆者も身体を見せるコンテストに出場する際に有酸素運動を行います。やることはウォーキング1択です。

有酸素運動の3大効果

ウォーキングやランニングに代表される有酸素運動には、どのような効果が期待できるのでしょうか。ここでは有酸素運動で得られる3つの効果を解説します。

⑴ 脂肪燃焼 ▶︎ ダイエット効果
⑵ 体力向上 ▶︎ 健康促進効果
⑶ 血行促進 ▶︎ 美肌効果

1つずつ解説していきます。

⑴ 脂肪燃焼 ▶︎ ダイエット効果

前述の通り、有酸素運動は糖質や脂質を燃焼させてエネルギー源とするため、運動量が多ければ多いほど、体重や内臓脂肪の減少といったダイエットに良い効果が期待できます。

有酸素運動は筋肉をつける効果よりも、身体の身についているものや口にしたもの=蓄えられている体脂肪や、摂り過ぎた食事を利用、燃焼させる効果がメインの運動です。

⑵ 体力向上 ▶︎ 健康促進効果

有酸素運動を継続することで、体力がつき全身持久力を高めることにつながります。

QOLを高めるために身体を動かすための「筋力」は勿論重要ですが、動かしつづける「体力」も絶対的に必要です。心臓も強くなり1回に送り出す血液の量=心拍出量も増えていきます。

運動には気分転換やストレス発散の効果もあるため、メンタルの健康を保つためにも有効です。

QOL(quality of life=生活の質)向上についてこちらのブログでも詳しくまとめています↓↓

⑶ 血行促進 ▶︎ 美肌効果

有酸素運動は、体内に取り込んだ酸素を血流に乗せて全身の筋肉に運ぶため血行が促進されます。
血行が促進されると新陳代謝が活発になり、酸素と一緒に栄養も行き渡るため、肌や髪の毛の改善にも良い効果が期待できます。
その他、血行が良くなれば冷えやむくみ、肩こりなど身体の不調の改善にも◎

また血行が良くなることで身体の老廃物や疲労物質など不要なものを排出する効果もあり、1日を通してデスクワークが多い現代ではアクティブレストと呼ばれる積極的休息にも効果があるとされています。

アクティブレストについての詳細はこちらのブログへ↓↓

■超効率!2つのタイミング

せっかく有酸素運動をするのであればできるだけ効率的に行いたいところです。
今回は脂肪燃焼・ダイエットを目的にした場合の効果的なタイミングをご紹介します。

⑴ 起床直後(空腹時)
⑵ トレーニング直後

では1つずつ解説していきます。

⑴ 起床直後(空腹時)

朝起きてすぐ?!と思った方。正解です。
起床のタイミングは夕食から時間も経っており、固形物が胃に入っておらず血糖値も低い状態です。

有酸素運動では「①糖質②脂質」の順で身体に蓄積しているものを利用して燃やしていきます。
起床直後は、血液中の糖質(血糖)が低いことから身についている脂肪が効率よく利用されるということです。

食事を摂ってすぐのタイミングは、その逆。
まず食べた物が消化不良になりやすいです。また身体に蓄えているものより、食べた物を燃やす運動となってしまいダイエットや体脂肪を燃やしたいと考えている方には効率が悪いです。

⑵トレーニング直後

⑴で説明した内容と重複する点もありますが「トレーニング=無酸素運動」はメインとなるエネルギーが糖質です。それゆえ激しくトレーニングをしたあとは血糖値が下がっているので脂肪燃焼に向いているタイミングです。

またトレーニング直後は蓄えている脂肪を分解して血液中に遊離脂肪酸として放出します。その脂肪を燃焼させるには酸素が必要となるのでトレーニング直後の有酸素運動はとても効果的です。

効率を求める方はこの2つのタイミングで有酸素運動を実施してみてください。
次の項目で有酸素運動の適切なやり方についてご紹介します。

■ 有酸素運動の適切なやり方

ここまでの内容で有酸素運動の効果や必要性、効率などを理解できたかなと思います。
前項では「起床直後、トレーニング直後」の最適な有酸素運動のタイミングを載せました。
ではその有酸素運動をする強度はどの程度で行えば良いのかを3つの観点から解説します。

⑴ 時間
⑵ 頻度
⑶ 強度

今回は筆者がオススメする【ウォーキング】をベースにしています。では1つずつ見ていきましょう。

⑴ 時間

1回20分以上で理想は30分続けること」が有酸素運動の効果を引き出すとされています。

最近の研究では1日30分の運動と1回15分の運動を2回するのは同程度の効果があるとの文献が多く発表されています。
ただ筆者の実体験では出来るだけ連続した30分の有酸素運動が効果があると体感しています。

⑵ 頻度

週2-3回が理想的です。

例えば1回60分で週1回と1回30分で週2回を比べると後者の方が効率的に脂肪燃焼が促されます。
有酸素運動は30分までは脂肪燃焼率がグングン伸び、そこから燃焼率は緩やかになっていきます。

1回で燃やせる量も限りがあるので30分の短い時間で頻度を増やしていきましょう。

⑶ 強度

1つ目は心拍数。

最大心拍数の約60%-75%の負荷が最も体脂肪の使われる割合が大きいと言われています。
最大心拍数は【220-年齢】で算出します。

〈EX  最大心拍の60%〉
35才 ▶︎ (220-35)×0.6=111
45才 ▶︎ (220-45)×0.6=105
55才 ▶︎ (220-55)×0.6=99

〈EX  最大心拍の75%〉
35才 ▶︎ (220-35)×0.75=138
45才 ▶︎ (220-45)×0.75=131
55才 ▶︎ (220-55)×0.75= 123

1分間に上記の回数の心拍数になる強度が最適と言われています。
心拍数は手首に人差し指と中指の2本の腹でとり、10秒計測したものに6を掛けて算出します。

2つ目は主観的運動強度。

「ややキツイ」
「ハァハァしながらも横の人と会話ができる」
「30分であればスピードを変えず息は上がるけど歩き続けられる強度」

この程度が上記の心拍に近い数値と言われています。

実際にやり始めるとなんとなくこの感覚が掴めてくると思いますのでひとつの指標として覚えておきましょう。

■ まとめ

今回は効率的な有酸素運動について解説してきました。

ダイエット、脂肪燃焼、健康促進など有酸素運動は効果的な運動です。散歩とは違い目的をより明確にした効率的な有酸素運動をぜひ始めてみてください。

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プライベートジムTCFIT
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