【”METs”で計算】流行りの電動自転車でダイエットは可能?

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「METs”で計算!電動自転車でダイエットは可能?」について詳しくご紹介します。

☑️ METs(メッツ)でみる運動強度指数
☑️ 電動自転車の消費カロリー
☑️ 有酸素運動として電動自転車が向いてる人
☑️ まとめ

電動自転車は電動アシスト機能がついた自転車のことで、平たんな道も急な上り坂も力を入れずに軽快で楽チンに走行することができます。

都内近郊の移動手段として近年ビジュアルの良い電動自転車が増え、移動手段でありファッションの一部として親しまれています。
そんな電動自転車ですが、消費カロリーは具体的にどの程度なのでしょうか?では書いていきます。

■METs(メッツ)でみる運動強度指数

電動自転車に限らず、運動での消費カロリーは日本では厚生労働省が定めており国際的に広く使用されている「運動強度指数”METs(メッツ)”」で表すことができます。

METsは「metabolic equivalents(代謝当量)」の略で、人が静かに座っている状態を1METsとして他の活動を相対的な値で示したものです。
安静時の2倍酸素を消費する運動を2METs、3倍を3METsと表現されます。

厚生労働省が定めたMETs表を引用して作成しましました↓↓

電動自転車は自転車と比べておおよそ半分の強度として設定されています。この表を見るとMETsが高くなるにつれて心拍数の上がりやすい運動強度が定められているのがわかりますね!

■電動自転車の消費カロリー

METsについては前項で説明していきました。
ではMETsを使用して実際どのように消費カロリーを計算するのか見ていきましょう。

【消費カロリー】
= METs × 体重(kg)× 運動時間 × 1.05

EX)体重60kgの方が電動自転車を30分間、漕ぎ続けた時の消費カロリーは?

▶︎ 2.8METs × 60kg  × 0.5時間 × 1.05
=88.2kcal

他の運動を30分間実施した時と見比べていみます↓

・電動自転車            ▶︎ 88kcal
・自重トレーニング  ▶︎ 110kcal
・水中ウォーキング   ▶︎ 142kcal
・自転車                  ▶︎ 179kcal
・ランニング(8km/h)▶︎ 261kcal
・キックボクシング   ▶︎ 315kcal

自転車と電動自転車を比べると倍以上通常の自転車は消費カロリーがあります。ただし、電動自転車はアシストがある分長い時間かけて有酸素運動を行いやすいともいえます

運動強度が高くなればなるほど消費カロリーも上昇します。ただし、疲労も溜まりやすくなりケガのリスクも高まるので自分に合った継続しやすい運動を選択することをおすすめします。

■有酸素運動として電動自転車が向いてる人

ダイエット目的で有酸素運動するのに電動自転車が向いている3つのケースをご紹介します。

⑴通勤や子供の送り迎え
⑵下半身の負荷をかけたくない
⑶運動初心者の方

1つずつ解説します。

⑴通勤や子供の送り迎え

通勤や子供の送迎などで自転車を利用する方は、移動時間に電動自転車で有酸素運動が組み込めます。

サラリーマンや主婦にとって移動時間に有酸素運動ができるのは一石二鳥です。電動自転車で有酸素運動を継続できることがダイエット効果につながるといっても過言ではありません!

⑵下半身の負荷をかけたくない

電動自転車は負荷なく走行できるようにアシストしてくれるので、下半身の負担なく長時間走行可能です。自転車の場合、長時間漕ぎ続けると足首や膝に負担がかかる可能性があります。

電動自転車は自転車に比べてダイエット効率は悪いですが、疲労を溜めずに継続しやすいのも特徴ですね!

⑶運動初心者の方

ウォーキングやランニングは運動した後の疲労が電動自転車に比べて大きく、運動が苦手な方は継続するのが大変です。運動習慣がない、運動が苦手な方は辛すぎる運動は三日坊主で終わってしまう場合もあります。 

電車自転車は負担が少なく、長時間走行できることから、運動初心者の方でも手軽に始めることができます!

■まとめ

今回はに「電動自転車」についてまとめてみました。

運動強度は国際的に広く使用されているMETs(運動強度指数)を用いて安静時の心拍数との相対的な値で見ることができます。
高強度ではない電動自転車ですが、ウォーキングやランニングよりも強度が低いこと、通勤や子供の送り迎えなど生活に組み込みやすいことから継続しやすくダイエット効果もあることがわかりました。

このブログでも何度も書いていますが、何事も継続が1番大切です。

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【超・効率重視】有酸素運動のゴールデンタイム

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「効率重視!有酸素運動のゴールデンタイム」について詳しくご紹介します。

☑️有酸素運動とは
☑️有酸素運動の種類
☑️有酸素運動の三大効果
☑️超効率!2つのタイミング
☑️3つの観点からみた適切な方法

何事も正しく行うことで成果につながります。がむしゃらにではなく効率的に実施することが重要です。
では書いていきます。

有酸素運動とは

有酸素運動とは、酸素を使って体内の糖質や脂質をエネルギー源とする運動のことです

酸素を使用するためエネルギーの生成に時間はかかるものの、体内の糖や脂肪を継続的にエネルギーとして変換できるため長時間運動を続けることが可能です。

有酸素運動の量と体脂肪の減少は相関関係にあることが認められているため、ダイエットや健康維持を目的に昨今ウォーキングやランニングを始める人が増えブームになっています。

有酸素運動の種類

有酸素運動には、以下のような種類があります。

  • ウォーキング
  • ジョギング
  • ランニング
  • サイクリング
  • 水泳
  • エアロビクス
  • 縄跳び  etc…

場所や道具が必要なものに比べて気軽に始めやすいウォーキングやランニングが人気です。

筆者も身体を見せるコンテストに出場する際に有酸素運動を行います。やることはウォーキング1択です。

有酸素運動の3大効果

ウォーキングやランニングに代表される有酸素運動には、どのような効果が期待できるのでしょうか。ここでは有酸素運動で得られる3つの効果を解説します。

⑴ 脂肪燃焼 ▶︎ ダイエット効果
⑵ 体力向上 ▶︎ 健康促進効果
⑶ 血行促進 ▶︎ 美肌効果

1つずつ解説していきます。

⑴ 脂肪燃焼 ▶︎ ダイエット効果

前述の通り、有酸素運動は糖質や脂質を燃焼させてエネルギー源とするため、運動量が多ければ多いほど、体重や内臓脂肪の減少といったダイエットに良い効果が期待できます。

有酸素運動は筋肉をつける効果よりも、身体の身についているものや口にしたもの=蓄えられている体脂肪や、摂り過ぎた食事を利用、燃焼させる効果がメインの運動です。

⑵ 体力向上 ▶︎ 健康促進効果

有酸素運動を継続することで、体力がつき全身持久力を高めることにつながります。

QOLを高めるために身体を動かすための「筋力」は勿論重要ですが、動かしつづける「体力」も絶対的に必要です。心臓も強くなり1回に送り出す血液の量=心拍出量も増えていきます。

運動には気分転換やストレス発散の効果もあるため、メンタルの健康を保つためにも有効です。

QOL(quality of life=生活の質)向上についてこちらのブログでも詳しくまとめています↓↓

⑶ 血行促進 ▶︎ 美肌効果

有酸素運動は、体内に取り込んだ酸素を血流に乗せて全身の筋肉に運ぶため血行が促進されます。
血行が促進されると新陳代謝が活発になり、酸素と一緒に栄養も行き渡るため、肌や髪の毛の改善にも良い効果が期待できます。
その他、血行が良くなれば冷えやむくみ、肩こりなど身体の不調の改善にも◎

また血行が良くなることで身体の老廃物や疲労物質など不要なものを排出する効果もあり、1日を通してデスクワークが多い現代ではアクティブレストと呼ばれる積極的休息にも効果があるとされています。

アクティブレストについての詳細はこちらのブログへ↓↓

■超効率!2つのタイミング

せっかく有酸素運動をするのであればできるだけ効率的に行いたいところです。
今回は脂肪燃焼・ダイエットを目的にした場合の効果的なタイミングをご紹介します。

⑴ 起床直後(空腹時)
⑵ トレーニング直後

では1つずつ解説していきます。

⑴ 起床直後(空腹時)

朝起きてすぐ?!と思った方。正解です。
起床のタイミングは夕食から時間も経っており、固形物が胃に入っておらず血糖値も低い状態です。

有酸素運動では「①糖質②脂質」の順で身体に蓄積しているものを利用して燃やしていきます。
起床直後は、血液中の糖質(血糖)が低いことから身についている脂肪が効率よく利用されるということです。

食事を摂ってすぐのタイミングは、その逆。
まず食べた物が消化不良になりやすいです。また身体に蓄えているものより、食べた物を燃やす運動となってしまいダイエットや体脂肪を燃やしたいと考えている方には効率が悪いです。

⑵トレーニング直後

⑴で説明した内容と重複する点もありますが「トレーニング=無酸素運動」はメインとなるエネルギーが糖質です。それゆえ激しくトレーニングをしたあとは血糖値が下がっているので脂肪燃焼に向いているタイミングです。

またトレーニング直後は蓄えている脂肪を分解して血液中に遊離脂肪酸として放出します。その脂肪を燃焼させるには酸素が必要となるのでトレーニング直後の有酸素運動はとても効果的です。

効率を求める方はこの2つのタイミングで有酸素運動を実施してみてください。
次の項目で有酸素運動の適切なやり方についてご紹介します。

■ 有酸素運動の適切なやり方

ここまでの内容で有酸素運動の効果や必要性、効率などを理解できたかなと思います。
前項では「起床直後、トレーニング直後」の最適な有酸素運動のタイミングを載せました。
ではその有酸素運動をする強度はどの程度で行えば良いのかを3つの観点から解説します。

⑴ 時間
⑵ 頻度
⑶ 強度

今回は筆者がオススメする【ウォーキング】をベースにしています。では1つずつ見ていきましょう。

⑴ 時間

1回20分以上で理想は30分続けること」が有酸素運動の効果を引き出すとされています。

最近の研究では1日30分の運動と1回15分の運動を2回するのは同程度の効果があるとの文献が多く発表されています。
ただ筆者の実体験では出来るだけ連続した30分の有酸素運動が効果があると体感しています。

⑵ 頻度

週2-3回が理想的です。

例えば1回60分で週1回と1回30分で週2回を比べると後者の方が効率的に脂肪燃焼が促されます。
有酸素運動は30分までは脂肪燃焼率がグングン伸び、そこから燃焼率は緩やかになっていきます。

1回で燃やせる量も限りがあるので30分の短い時間で頻度を増やしていきましょう。

⑶ 強度

1つ目は心拍数。

最大心拍数の約60%-75%の負荷が最も体脂肪の使われる割合が大きいと言われています。
最大心拍数は【220-年齢】で算出します。

〈EX  最大心拍の60%〉
35才 ▶︎ (220-35)×0.6=111
45才 ▶︎ (220-45)×0.6=105
55才 ▶︎ (220-55)×0.6=99

〈EX  最大心拍の75%〉
35才 ▶︎ (220-35)×0.75=138
45才 ▶︎ (220-45)×0.75=131
55才 ▶︎ (220-55)×0.75= 123

1分間に上記の回数の心拍数になる強度が最適と言われています。
心拍数は手首に人差し指と中指の2本の腹でとり、10秒計測したものに6を掛けて算出します。

2つ目は主観的運動強度。

「ややキツイ」
「ハァハァしながらも横の人と会話ができる」
「30分であればスピードを変えず息は上がるけど歩き続けられる強度」

この程度が上記の心拍に近い数値と言われています。

実際にやり始めるとなんとなくこの感覚が掴めてくると思いますのでひとつの指標として覚えておきましょう。

■ まとめ

今回は効率的な有酸素運動について解説してきました。

ダイエット、脂肪燃焼、健康促進など有酸素運動は効果的な運動です。散歩とは違い目的をより明確にした効率的な有酸素運動をぜひ始めてみてください。

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