みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。
今回は「冬は太りやすい季節?」について詳しくご紹介していきます。
☑️ 冬に太りやすくなる理由
☑️ 実は痩せやすい季節?
☑️ 冬太りは〇〇が影響
☑️ 冬太りを解消する4つのポイント
「冬だから1kgくらい増えても仕方ない…」
そう認識している方は、ぜひ最後まで読んでみて答え合わせをしていきましょう。
では書いていきます。
■ 冬は太りやすい?
冬は太りやすい、、というイメージがありますよね?1〜1.5kgは仕方ないと考えている方も多いのではないでしょうか?
①寒さから身体を守るために脂肪を蓄えてしまう?
②代謝が落ちてしまうから仕方ない?
と考えている人が多いと思いますが実際はどうでしょう?
冬は寒いので外出が減り室内で過ごす時間が多くなりやすいです。その中で口寂しさでついつい間食をしてしまう機会が多くなります。
加えて暴飲暴食しやすい忘年会や新年会、クリスマスやお正月というイベントが多く、カロリーオーバーになりがちな季節。
また寒くて必要以上に動きたくない、年末年始の長期休暇がある=「通常より日常生活の運動量が減る」という現象が重なり「冬は太りやすい」と思われています。
とはいえ、寒いと脂肪を溜めやすくなるというイメージが先行してしまいますが、物理的にはカロリーを動いた量より余分に摂らない限り脂肪はつかないのが現実です。
■実は痩せやすい季節
実は冬の方が夏に比べて基礎代謝が高く、筋肉を動かすことによるダイエット効果が期待できる季節と言われています。
それは「ホメオスタシス(恒常性)」という働きが関係しています。
「ホメオスタシス(恒常性)」とは、身体の環境を一定の状態に保ち続けようとする働きのことです。
冬は外気温が低いため、内臓や筋肉などの組織を寒さから守り生命活動を維持するのにより多くのエネルギーを必要とします。その為体温を下げないようにたくさんの熱=エネルギーを発生させる必要があるのです。
これはつまり「基礎代謝量が増える」ということです!「冬は太りやすい」と思いがちですが、それは生活の質からそう言われていて、実は「身体の機能的には脂肪を燃焼しやすい」ダイエットに適した季節といえます!
ただし、体温を維持する必要のない状況になると話は変わって来ます。
❌外出を極力控えて暖房の効いた室内にいる
上記のようなシーンでは身体が熱を生む必要が減り、代謝が悪くなってしまいます。
その他にも、、
❌水分を摂る量が夏より極端に減る
❌運動・トレーニングをしない
これでは身体の代謝スイッチがOFFに限りなく近づいてしまいます。
少し身体を動かすだけでも、冬は夏より多くのエネルギーを必要とするため、ダイエット効果が高まります!
■ 冬太りは〇〇が影響
冬太りと言われる大きな原因は「むくみ」が大きく影響しています。
なぜ冬はむくみが起こりやすいのでしょうか?
むくみは水分量の異常や血行不良、塩分の摂りすぎ、ミネラル不足、運動不足などが原因で起こります。
”冬の「むくみ」には塩分や糖分が大きく関係”しています。
身体は体内の塩分や糖分の濃度バランスを一定に保つ機能があるので、塩分や糖分を多く摂取すると余計に水分を取り込み塩分や糖分の濃度を下げようとします。
冬は暖かい季節に比べて生活で汗をかく機会も減り体内の水分が出ていきにくい季節です。飲食などで取り込んだ水分が体内に溜まりやすくなります。
ただの水ではなく食事や味付きの飲み物から摂る水分は糖分や塩分を多く含んでいますし、冬は特に味の濃いものを欲しますよね。
そうすると、体内の塩分や糖分の濃度を薄めようとしてさらに水分を体内に溜め込むことになります。
このむくみを放置しておくと、脂肪よりも厄介なセルライトになる可能性も高く、結果冬太りになってしまうのです。
むくみにより抱え込んだ水分が血管やリンパ管を圧迫することで血流を悪くし、セルライトの蓄積を促進させてしまうという悪循環が生まれてしまいます。。
■ 冬太りを解消する4つのポイント
冬太りを解消するためには次のような方法がありますので4つに分けてご紹介します。
⑴ 身体を温める
冬太りの原因のひとつであるむくみの解消には身体を温めることは大切です。
血行が良くなり、代謝が向上してむくみ解消に繋がります。
お風呂はシャワーだけで済ませるのではなく、湯舟に浸かると効果的に身体を温める意外に水圧で血流を促進させる効果もあるのでオススメです。
⑵ 食生活の見直し
濃い味の物が多くなると血中の濃度が下がらないのでむくみは解消されません。むくみを解消する栄養素を含むものを食べましょう。
❶カリウム
▶️塩分を体外に排出するサポート
アボカド、バナナ、ほうれん草、かぼちゃ、いも類(特に里芋)など
❷クエン酸
▶️体内の老廃物を分解、排出するサポート
レモン、ライムなどの柑橘系、キウイ、イチゴ、じゃがいもなど
❸ ビタミンE,B6
▶️むくみ解消効果
モロヘイヤ、うなぎ、大豆、ごぼう、赤身魚や豚ヒレなど
❹ 身体を温める食材
▶️血流が良くなり内側から代謝が活発になる
生姜やニンニク、ニラなど地面の下にできる冬が旬の野菜
その他にも「ナッツ類や緑黄色野菜は抗酸化作用」があるので、代謝が下がって脂肪の燃焼を妨げるのを防ぐ効果もあります。
勿論「タンパク質」を積極的に摂るのも脂肪燃焼に役立ちます。食事だけで必要な量のタンパク質を摂るのが難しい方はプロテインを併用できるといいと思います。
(タンパク質についての詳しい内容は”こちらのブログ”でチェックしてください)
⑶ トレーニングを行う
筋肉は血流を送るポンプのような役割を持っています。筋肉量は男性に比べて女性の方が少ない傾向にあり、むくみやすいと言われています。
特に下肢の筋肉を積極的に動かすことで末端の血流を促す筋肉量がアップしむくみが改善されやすくなります!下半身は大きな筋肉なので鍛えることでエネルギー代謝がアップして普段からむくみが起こりづらくなるメリットもあります。
定期的な運動は欠かせませんね🔥
⑷ 水分をこまめに摂る
冬になると水分を摂る機会が減りやすい。むくみの原因は水ですが、塩分や糖分を含まない水を飲むことはむくみ改善の”強い味方”になってくれます。
汗をかきずらい冬の時期でもじっと寝ているだけでも呼吸をするだけでも、水分は蒸気として体外に排出されていきます。知らず知らずの内に体内の水分量が減り、でも水分が入ってこない状況が続くと身体は水分量が減らないように溜め込もうとしてしまいます。その結果溜め込みやすい身体になりむくみやすい身体になってしまいます。前述したホメオスタシス(恒常性)の反応ですね。
水分を補給する上で冷たい水は内臓を冷やし肝臓にも影響するので「常温」がオススメです。
白湯もおすすめで、深部体温を高めて血液の循環の改善、老廃物の排出を促しむくみは勿論、便秘解消や冷え性の改善にも効果があります。
特に水分の枯渇している起床時や午前中は多めに摂ることがおすすめです。朝起きたらコーヒーなどではなくコップ1杯の常温の水を飲む習慣をつけましょう!
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
冬は日常生活の運動量が減りやすくなる一方、色々な行事があり、外食で味の濃い物や糖分が多い食べ物を食べる機会が増えがちです。
「冬だから太っても仕方ない」
この考えは捨てましょう!!体のこともきちんと考えてできるだけ負担のないようにしたいですね。
PRIVATE GYM TCFIT(プライベートジムティーシーフィット)では、トレーニングやダイエット、姿勢など身体のケアに関する情報をブログやinstagramにて発信しております。
興味のある方はぜひ参考にしてください。
プライベートジムTCFIT
代表トレーナー 千葉
ダイエットや追い込むだけのパーソナルトレーニングだけではなくストレッチや筋膜リリース、コーディネーションなど姿勢改善にも力を入れています。
身体の本質から整えて目的の身体作りをサポートします。
酵素ファスティングコースもあり身体の内側からもキレイになれる西麻布にある隠れ家的プライベートジムTCFIT。