【オートファジー】空腹で”若返り遺伝子”を活性化!

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回のテーマは「オートファジー〜空腹で”若返り遺伝子”を活性化!」についてです。

☑️ お腹が鳴ったらキレイにになる合図
☑️ 空腹の美容的ポイント&メリット
☑️ 16時間ダイエット
☑️ 酵素ファスティングで身体の断捨離

あれも食べて、これも食べて、美容を考えるとさまざまな栄養のバランスを考えて食べなければいけないので大変ですよね。
でも、何も摂取するだけが美容ではなく「空腹がもたらす美」というのも存在します!では書いていきます。

■お腹が鳴ったらキレイにになる合図

空腹時には、美容に効果的なホルモンの分泌がされたりして、実はとても大切。常に何か食べ続けている内臓は思ってる以上に疲労しています。

最近お腹がグ〜っと鳴ったことはありますか?

これは次の食べ物を入れるために胃をからっぽにする際に、胃の中の空気が圧縮されて残ったものを腸へと運ばれる時の音と言われています。
つまりこれは胃の洗浄とも言える状態で、適度に胃が休めるので胃腸の働きを活性化させることにつながります。

ではその空腹はどんな美容的メリットがあるのでしょう?次項で詳しく解説していきます。

■空腹の美容的ポイント&メリット

⑴若返り遺伝子
⑵グレリンの分泌
⑶オートファジー
⑷身を削る脂肪燃焼

1つずつ解説します。

⑴若返り遺伝子

人間の体は、空腹になると「サーチュイン遺伝子」という「若返り遺伝子」が働き出します。

加齢とともに減少してしまうミトコンドリアの働きを活性化して体のエネルギー効率を促して老化を防ぐ、いわば空腹がアンチエイジングをもたらすということ!

また、この若返り遺伝子は血液をサラサラにする効果もあり、血管をキレイにする作用がある善玉ホルモンを分泌して血液の循環をスムーズにしてくれます。毒素の排出のほか、むくみの改善にも効果的です。

⑵グレリン・モチリンの分泌

空腹になると「グレリンとモチリン」いうホルモンが分泌されます。

グレリンには、お肌の新陳代謝に必要な成長ホルモンの分泌を促す働きがあり、お肌のターンオーバーが促進されて美肌効果が期待できます。
モチリンは胃や十二指腸の食べ物を押し流して掃除をしてくれます。

⑶オートファジー

空腹状態が16時間を超え始めたころから、体が飢餓状態を感じてオートファジー機能が働き始め、これは加齢とともに発症しやすくなる病気を防ぎ、健康維持・促進させる働きをいいます。

ちなみにこのオートファジーは16時間空腹が続くとより一層活発になり、ここから「16時間ダイエット」という言葉も広まりました。
オートファジーとは「auto(自己)とphagy(食べる)」をかけ合わせた言葉で、細胞が飢餓状態を生き残ろうと古くなったり壊れたりしてている細胞を自食し、新しく生まれ変わる体の仕組み。

2016年に東京工業大学の大隈良典教授がノーベル賞を受賞したことでも広く知られるようになりました。

⑷身を削る脂肪燃焼

人間の体は食べ物から糖質や脂質といった体を動かすためのエネルギーを確保しています。
筋肉や臓器、細胞のエネルギー貯蔵量に限りがあり、取り込みきれなかったエネルギーは中性脂肪に代わりお腹周りやお尻などに蓄積していきます。

食べ物を長時間とらず空腹が続くと、臓器や筋肉に取りこんだエネルギーを消費し始めます。それでも足りなくなると、身についている中性脂肪を分解してエネルギーに変えようとする動きが始まります。食したものを燃やすのではなく、身についているものを燃やすのです!

他にも、以下のような効果もあります。

・胃腸の働きが良くなる
・腸内環境が整う
・睡眠の質が高まる
・集中力が高まる
・疲労回復が早まる

空腹がもたらす美容効果のスゴさがわかりますよね!

■16時間ダイエット

前項でも少し触れた16時間ダイエット。
「16時間断食」とも呼ばれ健康法のひとつで、1日の中で16時間の空腹時間を作るというものです。万人に合うものではないですが、普段から明らかにカロリーが過剰摂取になりがちな方にはおすすめします。

こんな方におすすめ⭕️
✔︎洋食、中華など脂質の多い外食が多い
✔︎胃腸のもたれを習慣的に感じる
✔︎間食=おやつが習慣になっている
✔︎高血圧、肥満傾向の方

こんな方はおすすめしません❌
❌BMI20以下の痩せ型
❌週3回以上の運動をしている
❌体力に自信がない

夜の18時に夕食をとり、16時間後の9時以降に次の食事を摂る。といった方法です。若返り遺伝子、オートファジーなど健康、美容面でのメリットがたくさんあるので該当する方はチャレンジしてみても良いかもしれません!

普段の食事内容を見た際に、油、脂質が多くボリューミーで頻繁に夜遅い時間に夕食を摂っている方に関しては、無理やり16時間断食を実行することにこだわらず、まずは和食を基本とした食事の頻度を増やすことも大切です。

■酵素ファスティングでアンチエイジング

酵素ファスティングも空腹の観点からもかなりよい効果が期待できます。断食とは違い、専用の酵素ドリンクを使用して安全かつ効果的に行うのが酵素ファスティング。

<スケジュール>
❶2日間▶︎準備期
❷3日間▶︎ファスティング期
❸2日間▶︎回復期

→トータル7日間で行うプログラムです。

24時間365日常に内臓は働き続けており、消化をすることで手いっぱいとなり、代謝を起こすことができなくなってしまっています。

まさにオートファジーが起こらない状況ですね、、

ダイエットは勿論、健康、美容の面でもとてもプラスになるファスティング!詳しくはこちらのブログでまとめています↓↓↓

 ■まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「オートファジー〜空腹で”若返り遺伝子”を活性化!」についてまとめていきました。

空腹がなぜダイエットや若返り効果をもたらすのか、そのメカニズムが分かると、よりポジティブに効率的に取り組めるかと思います。
ぜひ生活の一部に取り入れて、オートファジーとサーチュイン遺伝子活性化のスイッチをオンにして、若々しい身体、健康的な身体を手に入れましょう!

PRIVATE GYM TCFIT(プライベートジムティーシーフィット)では、トレーニングやダイエット、姿勢など身体のケアに関する情報をブログやinstagramにて発信しております。
興味のある方はぜひ参考にしてください。

プライベートジムTCFIT
代表トレーナー 千葉拓郎

ダイエットや追い込むだけのパーソナルトレーニングだけではなくストレッチや筋膜リリース、コーディネーションなど姿勢改善にも力を入れています。
身体の本質から整えて目的の身体作りをサポートします。
酵素ファスティングコースもあり身体の内側からもキレイになれる西麻布にある隠れ家的プライベートパーソナルトレーニングジムTCFIT。

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【1ヶ月でマイナス5kgは可能?】ダイエットの基本的な考え方とリアルを分析〜理論に基づいて脂肪を燃やす

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「1ヶ月でマイナス5kgは可能?ダイエットの基本的な考え方とリアル」について詳しくご紹介します。

☑️ 3パターンの体重が減る
☑️ 適切な体脂肪減ペースと体脂肪を1kg落とすためのカロリー
☑️ メンテナンスカロリーの計算方法
☑️ 1ヶ月でマイナス5kgは可能?
☑️ 筋肉を落とさず脂肪を効率よく燃やすコツ
☑️ まとめ

運動、パーソナルトレーニングの目的で常に上位にくるのはダイエットです。
我武者羅はナンセンスであり、身体のメカニズムを知りリアリティを持ち正確に頑張ることでダイエットは加速していきます。

今回の記事はダイエットのメカニズムを知ることが出来、ダイエットを始める前に把握して貰いたい内容なのでやや長くなっています。
では最後までお付き合いください。

■3パターンの体重が減る

今回のテーマである体重ですが、体重が減るというのも種類があります。体重はわかりやすい指標ですが一喜一憂できないのもまた事実です。

⑴水分が減る
⑵筋肉が減る
⑶脂肪が減る

1つずつ解説します。

⑴水分が減る

ダイエットを開始してすぐの1週間は一気に体重が下降することが多いです。この最初の1週間での変化はほとんどが水分の変化だと言われています。食事を整えると不要な水分、むくみなどが排泄されることで数値に変化がでます。

頻回に体重を測定している方はわかると思いますが、体重は±0.5〜1kg程度日によって波打ちます。身体の60%は水分でできており、水分の出し入れにより数値は変動します。500ml一気飲みすれば体重が増えますが太ったわけではありません。

⑵筋肉が減る

過度な低カロリー状態が続くことで起こるのが、筋肉量減少による体重の減少です。ここはダイエットに真面目な方、炭水化物をほとんど摂らない方に起こりやすい印象です。

これはできるだけ避けたい体重減ですね。

一般人やアスリート、どんな人でもカロリーの制限量が多いほど体重減少量は多くなります。
ただ、1日あたり250kcalと500kcalのカロリー制限をした場合を比較した実験では、500kcalの制限の方が多くの体重減少に占める筋肉量減少の割合が多いとされています。

どんなにカロリーを減らしても「1日の消費カロリー(基礎代謝)よりマイナス500kcalまで」にすることをお勧めします。

⑶脂肪が減る

これが一番ですね!「体重減=体脂肪の減少」です。
正しい運動、正しい食事制限を行うと筋肉減は最小限に抑えて体脂肪を燃やすことが可能です。

ではどんなペースで落とすことが体脂肪減に特化しているのでしょうか?

■ 適切な体脂肪減ペースと体脂肪1kgが落ちるカロリー

前項では「体重減=体脂肪の減少」であり、水分や筋肉量を落とさないことが重要ということを再認識できたと思います。 

リアリティを持ちリバウンドのリスクを減らすために重要な知識です。

⑴体脂肪1kg減には〇〇カロリー
⑵適切な体脂肪減ペース

1つずつ解説します。

⑴体脂肪1kg減には〇〇カロリー

体脂肪1kgを燃やすには約7,200kcalのマイナスカロリーが必要」この分を摂取量よりも多く摂生、または消費しなければなりません。

1ヶ月で1kg減らすには?
▶︎7,200kcal÷30日=240kcal
1日240kcal摂取カロリー制限 

1ヶ月で2kg減らすには?
▶︎ 14,400kcal÷30日=480kcal
1日480kcal摂取カロリー制限

⑵適切な体脂肪減ペース

いずれかのペースが理想的なダイエットのペースだと考えています。

❶月1-2kg 
❷体重の3-4%

❶の場合
▶︎3ヶ月で3-6kg体重体脂肪減すれば相当なものです。

❷の場合
体重50kg▶︎1.5-2kg
体重60kg▶︎1.8-2.4kg
体重70kg▶︎2.1-2.8kg

❷だと食事制限はもちろん、直接脂肪を燃やす運動である有酸素運動も取り入れることが必要になる方も出てきます。

効率的な有酸素運動についてはこちらのブログで詳しくまとめています↓↓

■ メンテナンスカロリーの計算方法

メンテナンスカロリーを制するものが
ボディメイクを制す

現状維持をするためのカロリーで自分自身が太りも痩せもしないカロリー」の事です。これを知らずに闇雲にカロリーをコントロールするのは答えの見えない問題を解いているようですね。

自分は1日でどれくらいのカロリーを消費しているのか把握しておくこと。外食に行った時カロリーが表記されているお店も増えてきているので指標にもなりますよね。

メンテナンスカロリーは基礎代謝×運動レベルで算出できます。
ではそれぞれの計算をしていきましょう。

⑴基礎代謝の計算
⑵運動レベルの算出
⑶メンテナンスカロリーを求める

⑴基礎代謝の計算

身長・体重・年齢」の3つのデータから算出する方法です🔽

【男性】 66+13.7×体重+5.0×身長-6.8×年齢 【女性】 665.1+9.6×体重+1.8×身長-4.7×年齢 ※体重はkg、身長はcm

>>こちらのサイトで自動計算できます<

⑵ 運動レベルの算出

次は運動レベルを見てみましょう。
運動レベルは、普段の習慣から当てはまるものを選び数値を読み取るだけです。以下の表にまとめているので、自身の運動レベルを確認してみましょう。

あくまでも目安なので、あまり動いてないと感じる方は、目安よりも少ない数値で計算してみて下さい。

⑶メンテナンスカロリーを求める

メンテナンスカロリー
=基礎代謝×運動レベル

週1の筋トレの場合×1.2で計算でします。

EX〉
①女性45歳、160cm、55kg
1,257kcal×1.2=1,508kcal

②男性50歳 、175cm、70kg
1,582kcal×1.2=1,898 kcal 

ここで求めた数値が「今の体重を維持できるカロリー」です。必要に応じてカロリーを増減させて、ボディメイクをしていきます。

■ 1ヶ月でマイナス5kgは可能?

今回表題に載せた「1ヶ月でマイナス5kgは可能?」ですが、体重は頑張ればいける方もいます。ただし、かなり厳しい数値。

水分や筋肉量ではなく、厳密に体脂肪を5kg落とすには計算上36,000kcalのマイナスが必要です。これを1ヶ月で考えると↓↓

1ヶ月で体脂肪マイナス5kgの計算36,000kcal÷30日=1,200/日

推奨しているの1日の制限するカロリーはメンテナンスカロリーよりマイナス500kcal以内。残りの700kcalはもう少し食事を制限したとしても毎日のように有酸素運動を実施することが必要になってきます。

やはり1ヶ月の体重減でリアリティがあるのは前項で解説した以下です。

❶1-2kg 
❷体重の3-4%

月1kg減らせれば3ヶ月で3kgも除脂肪することができます。「食事を極端に減らさず食事を整えることが重要」で焦らず正確に進めていくことがリバウンドのリスクを減らすことができます。

■筋肉を落とさず脂肪を効率よく燃やすコツ

ここまで読んでいただいた方は、自分のメンテナンスカロリーも知りあともう一歩。数値以外で正しいダイエットを成功するコツを見ていきましょう。

⑴ タンパク質を落とさない
⑵ 脂質と炭水化物の調整
⑶ アルコールの制限
⑷ 間食の内容を見直す
⑸ 野菜・海藻・きのこ類を意識

1つずつ解説します。

⑴ タンパク質を落とさない

十分なタンパク質摂取を維持することは筋肉の分解を抑制するために超重要です。
カロリー制限をしていてもタンパク質摂取が十分であれば「窒素バランス」がマイナスになるのを防げると研究・立証されています。

「窒素バランス」とは?
体内のタンパク質の代謝を示す指標のことで、「摂取したタンパク質の含有窒素量-体外に排泄された窒素量」で表されます。窒素バランスがプラスのときにはたんぱく質代謝が合成の方向にあり、マイナスのときには分解の方向にあるという判定ができます。

▶︎ようはカロリーが不足していてもタンパク質を積極的にとれると筋肉が落ちづらくなるということ!

⑵ 脂質の調整

脂質は1gあたり9kcalと三大栄養素の中で一番高カロリーです。 ご飯は食べずにおかずメインとしてきる方は意外と脂質量が多くなりがちな印象です。

勿論、体の細胞膜やホルモンを作ったり、脂溶性ビタミンの吸収を助けたりなどの役割があり、人の体にはなくてはならない栄養素ですが肉の脂、揚げ物などおすすめできない普段摂りすぎになりやすい脂質もあります。

⑶ アルコールの制限

ビール、ワイン、サワーなど糖質の多いお酒ではなく、焼酎やウイスキーなど糖質少ないお酒なら!と考えている方も多いと思います。

アルコール自体にカロリーが1gあたり7kcalあります。食事が100%近くコントロールできているのであれば多少のお酒は良いと思いますが、間違いなくダイエット、除脂肪する中で邪魔者になります。

⑷ 間食の内容を見直す

間食は食事でとりきれない栄養を補うためのものという位置付けで「補食(ほしょく)」と捉えます。

気分転換やストレス発散で食べるケーキやチョコレート・スナック菓子などの「間食=おかし」はダイエット中は特に控えるべきです。脂質も炭水化物も豊富に含まれていて高カロリーであるため、減量期に限らずおすすめはできません。甘いものが欲しくなる方はもしかすると3食で炭水化物不足やそうカロリー不足が起きているかもしれません。

やはり一般的にはタンパク質を補食することがおすすめです。

⑸ 野菜・海藻・きのこ類を意識

コンディションを崩さないようにビタミン・ミネラルの補給は欠かせません。野菜・海藻・きのこ類を使った副菜のおかずは、料理のかさを増して満腹感にもつながります。

きのこの食物繊維は、便通を改善したり食べ物の脂肪分を吸着することで体脂肪として蓄積されにくくする効果もあるのでダイエットは勿論、美容、健康目的の方にもおすすめです。

■まとめ

・極端な食事制限はかえってリバウンドやコンディションの悪化を招いていまうため、適切な量を制限する。
・減量中であってもバランスのよい食事をすることで、筋肉の分解を防ぎ、コンディションを維持しながらダイエットができる。

闇雲に制限をするのではなく、まずは自分自身を知ることで無理な目標も立てなくなり挫折することも減っていきます。

・月に1-2kg
・体重の3-4%

おおよその指標にしてカロリーをコントロールしてリバウンドのリスクを減らしダイエットを成功させていきましょう。

TCFIT PRIVATE GYM(ティーシーフィットプライベートジム)では、トレーニングやダイエット、姿勢など身体のケアに関する情報をブログやinstagramにて発信しております。
興味のある方はぜひ参考にしてください。

プライベートジムTCFIT
代表トレーナー 千葉 拓郎

ダイエットや追い込むだけのパーソナルトレーニングだけではなくストレッチや筋膜リリース、コーディネーションなど姿勢改善にも力を入れています。
身体の本質から整えて目的の身体作りをサポートします。
酵素ファスティングコースもあり身体の内側からもキレイになれる西麻布にある隠れ家的プライベートジムTCFIT。

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