【指定野菜認定】ブロッコリーPower

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「ブロッコリー」 について詳しくご紹介します。

☑️ 指定野菜とは?
☑️ ブロッコリーの栄養素と効能
☑️ 筋トレとブロッコリーの相性
☑️ ブロッコリーを効率よく摂取するコツ

トレーニングしている方は好んで食べている方が多いのではないでしょうか?最近ニュースでも取り上げられトレーニング業界はザワザワしていました。では書いていきます。

指定野菜とは

あまり聞き馴染みのないワードですね。
指定野菜とは「消費量が多く、国民の生活上の重要な野菜」として国が指定している野菜のことです。

これまでは指定野菜は「14品目」定められていました。

・キャベツ・きゅうり・さといも・だいこん、トマト・なす・にんじん・ねぎ・たまねぎ・はくさい・ピーマン・レタス・ほうれん草・ジャガイモ

今回1品目2026年度から追加されることが農林水産省から発表されました。指定野菜の追加は1974年のジャガイモ以来、約50年ぶり。

追加される野菜は「ブロッコリー」です。(もともと指定野菜に準じる特定野菜でした)

追加される1番の理由は明らかな出荷量の増加。

出荷量
2001年→7万5500トン
2011年→11万5300トン
2021年→15万5500tトン

10年前から3割増、20年前からは2倍以上となってきています。すごい。

マッチョと言えば「胸肉とブロッコリー」

巷でもそう認知されているくらい、トレーニング業界では以前から好んで食べるトレーニーが多く、さらに昨今のトレーニング人口の増加が1つの要因では?と勝手に推測しています(笑)

トレーニング人口の増加やSNSの発達でさらに認知が広まり消費量も右肩上がり。手軽に自宅で注文できるUber eatsなどでも「究極のブロッコリー」というトレーニー、健康志向な方をターゲットとしたお店もあるくらい人気があります。

筆者も以前街で声をかけられブロッコリー弁当のサンプルをいただいたことがあります。(コンテスト前で仕上がってました)

そんなブロッコリーですが、素晴らしい栄養素が詰まっています。次項で解説していきます。

■ブロッコリーの栄養素と効能

ブロッコリーは栄養価が高く「野菜の王様」「緑の抗がん野菜」などとも呼ばれています。

特筆栄養素を5つご紹介します。

⑴カリウム
⑵ビタミンC
⑶ビタミンK
⑷ βカロテン
⑸スルフォラファン

1つずつ解説します。

⑴カリウム

体内にナトリウムや水分が過剰に増えると、血圧が上がったり体がむくんだりして不調が現れます。
カリウムには余分なナトリウムや水分を排出する働きがあるため、血圧が下げ、むくみを解消させる効果があります。
またカリウムは筋肉の機能にも作用し、筋肉が正常に働くようサポートします。

⑵ビタミンC

ビタミンCは強力な抗酸化作用から「美容ビタミン」とも呼ばれ、”体の錆とも呼ばれる活性酸素”を除去して皮膚の老化を防ぐ働きがあり、アンチエイジングには欠かせません。

ビタミンCはコラーゲンの合成を助ける役割もあります。コラーゲンの皮膚や骨、血管や筋肉を丈夫で健康な状態に保つ作用をサポートすることで、シミしわを予防しハリのある健康な肌を保つことができます。

ビタミンCは”水溶性ビタミン”の代表格で、体内で作ることができず、貯蓄しておくことができないため毎日定期的に摂取することが必要です。
ストレスが多い人、喫煙者、アルコールをとる方はビタミンCを他人よりも多く消費するので、より積極的に摂取することをおすすめします。

⑶ビタミンK

ビタミンKは血液を凝固させる働きを持つ脂溶性ビタミンで、止血に必要な物質の生成にも関わっており「止血のビタミン」と呼ばれています。

ビタミンKはカルシウムの骨への沈着を促して流出を防ぐ役割を担っています。また、コラーゲン生成を促進し骨質を改善するため、骨粗しょう症の治療薬にも使用されています。丈夫な骨は何をするにも健康的に生活する上では欠かせません。

ビタミンKは加齢や過度なダイエット、女性ホルモンの低下によって骨密度は減少していくので、35歳を超えたら積極的にとりたい栄養素ですね。

⑷ βカロテン

β-カロテンは、緑黄色野菜などに多く含まれるカロテノイドの一種で「強力な抗酸化力」を持つ栄養素です。

体内では必要量に応じてビタミンAに変換され、ビタミンAとしても効果を発揮します。
ビタミンAは人間の粘膜を丈夫にする働きがあるため、口、鼻、のど、肺、胃や腸の健康維持に効果的です。他にも皮膚、免疫機能を正常に保ったり、視力を維持するために必要不可欠な成分です。

⑸スルフォラファン

スルフォラファンは「ブロッコリー、ブロッコリースプラウト、カリフラワー、ケール、芽キャベツなど」に含まれる健康成分で、特にブロッコリーに多く含まれています。

抗酸化作用や解毒作用、肝機能保護などさまざまな健康効果があります。体内に取り込まれた化学物質の解毒や抗酸化力を高め、がんを予防する効果があると研究されています。  

特筆栄養素は全て抗酸化力が高く、体に毒がたまらないようキレイにしてくれる健康には欠かせない栄養素ですね!

■筋トレとブロッコリー相性

ブロッコリーは「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が高い野菜です。

ブロッコリーは低糖質で、たんぱく質、ビタミンC、ビタミンB群をバランスよく含んでいます。その他にも、ビタミンEなどのビタミン群やミネラル、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛など多くの栄養素を一気に摂ることができます!

▼100gに含まれる栄養素

・エネルギー 37kcal
・たんぱく質 5.4g
・脂質 0.6g
・糖質 1.4g
・食物繊維 5.2g
・鉄分 1.3mg
・βカロテン 900μg
・ビタミンB6 0.3mg
・ビタミンC 140mg

トレーニングをしている方なら筋肉をつける、ダイエットする、どんな目的の方でも「たんぱく質・脂質・炭水化物=三大栄養素が重要」だということは認識していると思います。

その三大栄養素は身体にスムーズに吸収されるためにはビタミンやミネラルが必要です。ようは野菜がないとお米やお肉が上手く身体に取り込めないということです。

トレーニングをしている方は、運動をしていない方よりたんぱく質を多く摂るので、その分ビタミンやミネラルも多く摂ることが重要です。
そんな時!効率的に栄養素を摂るのにブロッコリーはとても優秀です。

また、他の野菜にはほとんど含まれていませんが、ブロッコリーは他の野菜と比べてたんぱく質を多く含む食品として知られています。
近年ではブロッコリーに含まれる「ケルセチン」というポリフェノールには脂肪の分解を促したり筋肉の減少を抑えたりする作用があることが分かってきています。

このようにブロッコリーは、ダイエットで脂肪量を減らしたり、筋肉を増やそうとしたりする方が摂るのに適した食材で「相性は抜群」であると言えますね。

筋トレ、トレーニングをする方にもおすすめの野菜をこちらのブログで詳しく解説しています↓↓↓

■ブロッコリーを効率よく摂取するコツ

ブロッコリーの栄養素を効率良く摂るためには、できるだけ栄養素を失わない方法で調理をすることがポイントです。

⑴ゆですぎない
⑵炒めたりレンジで調理する
⑶スープや鍋に入れる

ブロッコリーに含まれる水溶性ビタミンやカリウムなどの栄養素は水に溶けやすく、ゆで過ぎるとゆで汁へ流出しその分の栄養素が摂取できなくなります。もったいない。

ブロッコリーを食べる場合は炒めたり電子レンジで加熱したりするのはオススメです。またスープなどの料理にすると、流れた栄養素も摂取することができます!ゆでる場合は、ゆでる時間をできるだけ短くしたり食材を大きく切ったりすることで栄養素の損失を抑えられます。

ゆでブロッコリーにはマヨネーズ
かけすぎには注意してください⚠️⚠️

その点、炒めたりスープにするとムダにカロリーをとらずに美味しく食べられるので◎ですね!

■まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はブロッコリーに特化して解説していきました。
健康のためには勿論、筋肉、筋トレ、ダイエットする方にとっても優秀な栄養素ということがわかりました。

2026年から約50年ぶりに指定野菜に仲間入りするブロッコリー、今後皆さまがさらに消費量を高めていくことになりますね(笑)

パーソナルトレーニングジムでは、プロのトレーナーからその人に合った教科書には書いていない個人に合わせたプログラムが提案でき効果的にボディメイクができます。

TCFIT PRIVATE GYM(ティーシーフィットプライベートジム)では、トレーニングやダイエット、姿勢など身体のケアに関する情報をブログやinstagramにて発信しております。
興味のある方はぜひ参考にしてください。

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【筋肉野菜】筋トレにおすすめの野菜5選

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「筋肉におすすめの野菜」について詳しくご紹介します。

☑️ 野菜は”補助”栄養素
☑️ 筋トレにおすすめの野菜5選
☑️ 野菜ジュースで補える?
☑️ まとめ

野菜は身体に良い」これは周知の事実で、健康や美容の観点からも野菜は必要です。
では、筋トレ・筋肉のために必要な野菜はなんでしょう?栄養成分、効果、その理由などトレーナー目線で解説します。
では書いていきます。

■野菜は補助栄養素

野菜はとても重要な栄養素です。健康や美容、筋肉をつけるためにも大切な役割を持っています。ただし!野菜はメインではなく、補助の栄養素。野菜の主な栄養素はビタミンとミネラルです。

三大栄養素
=①たんぱく質②脂質③炭水化物
▶︎身体を動かす、作る栄養素

五大栄養素
=①②③+④ビタミン⑤ミネラル
▶︎身体、体調を整える栄養素

ビタミンとミネラルは身体を動かすエネルギーとなる三大栄養素がスムーズに身体に吸収されるために働く重要な栄養素です。
ようは野菜がないとお米やお肉が上手く身体に取り込めないということ。野菜単体では身体を動かすエネルギーにはなりません。三大栄養素で必要なカロリーを摂った上で、野菜をバランス良く食べましょう!

ダイエット中で食事をコントロールしている方!

昼も夜もサラダだけにする
という方もいらっしゃいますがおすすめできません。一時的には痩せるものの、長期的に見ると痩せづらくリバウンドしやすい身体ができあがります。これは「身体を動かすエネルギー源をサラダ(野菜)だけでは十分に摂取できないため」です。

エネルギー源が摂取できないと、食べていても身体は飢餓状態になり”身体は栄養分を溜め込もうと代謝を下げてエコモード”で生活を送るようになってしまいます。絶対に必要な栄養素ですが、サラダだけではなく正しく食事を摂っていきましょう!

野菜の重要性がわかったところで、次項で筋トレ、筋肉に必要な野菜をとりあげていきます。

■筋トレにおすすめの野菜

ではここからが本題です。筋トレ、トレーニングでボディメイクやダイエットをしている方におすすめの野菜を5つご紹介します。

⑴ ブロッコリー
⑵ アボカド
⑶ 玉ねぎ
⑷ 枝豆
⑸ ほうれん草

1つづつ解説していきます。

⑴ ブロッコリー

ブロッコリーは「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が高い野菜です。

ブロッコリーは低糖質で、タンパク質、ビタミンC、ビタミンB群をバランスよく含んでいます。その他にも、ビタミンEなどのビタミン群やミネラル、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛など多くの栄養素を一気に摂ることができます。

▼100gに含まれる栄養素

・エネルギー 37kcal
・たんぱく質 5.4g
・脂質 0.6g
・糖質 1.4g
・食物繊維 5.2g
・鉄分 1.3mg
・βカロテン 900μg
・ビタミンB6 0.3mg
・ビタミンC 140mg

⑵ アボカド

アボカドは「森のバター」とも呼ばれるほど栄養価が高く、ビタミンとミネラルが豊富に含まれています。

ビタミンE・B1・B2・B6などが含まれており、ビタミンEは1日に摂取するべき量の約半分をアボカドから摂取することができます。

森のバターの所以でもありアボカドには良質な脂質が多く含まれています。脂質が含まれていると聞くと「太るのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、アボカドに含まれる脂質は不飽和脂肪酸で、コレステロール値を下げたり中性脂肪を減らしたりする効果があります。

▼100gに含まれる栄養素

・エネルギー 176kcal
・たんぱく質 2.1g
・脂質 17.7g
・糖質 2.3g
・食物繊維 5.6g
・鉄分 0.6mg
・βカロテン 67μg
・ビタミンB6 0.29mg
・ビタミンC 12mg

⑶ 玉ねぎ

玉ねぎは「血液の掃除役」とも言われるほど血液をサラサラにする効果が高く、血管を丈夫にして生活習慣病の予防にも役立ちます。

ケルセチン”や”酸化アリル”の成分によって強い抗酸化作用が期待でき、悪玉コレステロールを減らし、血液中の余分な糖や脂肪を減らす作用があります。

血液がサラサラだと身体を作るために摂る食事、栄養素がスムーズに全身に送ることができるのでダイエットのみならず筋肉をつける上でも効果を発揮します。

▼100gに含まれる栄養素

・エネルギー 62kcal
・たんぱく質 1.8g
・脂質 0.19g
・糖質 12.97g
・食物繊維 2.82g
・鉄分 0.56mg
・βカロテン 1μg
・ビタミンB6 0.26mg
・ビタミンC 13.16mg

⑷ 枝豆

おつまみとして有名ですが、お酒との相性だけでなく筋トレとの相性も抜群です。モデルのミランダカーが「Japanese super food」と言ったことで枝豆が注目されている時期がありましたね。

枝豆は植物性タンパク質やビタミンB1、B2、ビタミンEを含んでおり、他にも疲労回復効果のあるオルニチンも豊富に含まれています。

大豆も「畑の肉」としてアミノ酸スコア100で優秀な野菜ですが、枝豆には大豆にはないビタミンCやβ-カロテンも豊富に含まれています。

▼100gに含まれる栄養素

・エネルギー 125kcal
・たんぱく質 11.7g
・脂質 6.2g
・糖質 3.8g
・食物繊維 5g
・鉄分 2.7mg
・βカロテン 7μg
・ビタミンB6 0.15mg
・ビタミンC 27mg

⑸ ほうれん草

ほうれん草は別名「サラダホウレンソウ」と呼ばれ栄養素の高い緑黄色野菜の代表格で、炒め物、お浸しにはもちろん、カレー料理など何にでも合う野菜です。

鉄分が豊富で貧血予防になるで有名ですが、それ以外の栄養素も豊富です。抗酸化作用のある、ビタミンC、E、βカロテン、さらにカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。

▼100gに含まれる栄養素

・エネルギー 18kcal
・たんぱく質 2.2g
・脂質 0.4g
・糖質 0.3g
・食物繊維 2.8g
・鉄分 2.0mg
・βカロテン 4200μg
・ビタミンB6 0.14mg
・ビタミンC 35mg

■野菜ジュースで補えるのか?

Q. 野菜を補給する考えで健康のために野菜ジュースを摂るのは効果的でしょうか?

A. 答えは△です。

野菜ジュースは一般的に「濃縮還元」という方法で作られており、その過程で野菜には熱が加えられます。
野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維など豊富な栄養が含まれており健康の維持に欠かせない大切な役割を果たしますが、加熱によって水分が飛ばされ水溶性で熱に弱い性質のあるビタミンが失われてしまいます。血糖値の上昇を緩やかにしてくれる食物繊維はあまり含まれておらず逆に血糖値を上げてしまう恐れもあります。

野菜が本来持っている栄養素全てが野菜ジュースにも含まれているかといえば、残念ながらそうではありません。また飲みやすくするように野菜以外にフルーツや砂糖が使われているものが多いです。

また本物の野菜を摂りたい理由として、ジュースと違って野菜は噛んで食べます。
この噛むという行為はとても大切なことで、唾液の分泌を促して消化を助け、顔の血流や頭の血流をよくするのに役立ちます。

飲むだけの野菜ジュースは便利で時間の節約になる面もありますが、噛む大切な運動を省略してしまうという一面もあるので、野菜ジュースはあくまで補助として理解して上手に利用するといいと思います。

■まとめ

今回は筋トレ、筋肉に良い野菜についてまとめていきました。

是非、筋トレの食材で悩んでいた方は、当記事を参考にしてダイエット、ボディメイクをしていただきたいと思います。正しい知識をつけて効果的に健康的にボディメイクしていきましょう!

パーソナルトレーニングジムでは、プロのトレーナーからその人に合った教科書には書いていない個人に合わせたプログラムが提案でき効果的にボディメイクができます。

TCFIT PRIVATE GYM(ティーシーフィットプライベートジム)では、トレーニングやダイエット、姿勢など身体のケアに関する情報をブログやinstagramにて発信しております。
興味のある方はぜひ参考にしてください。

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ミネラルの重要性を再確認

皆さんこんにちは。
TCFITプライベートジムトレーナーの千葉です。

色々な記事やテレビでも「ビタミンとミネラルは大切」と聞くと思います。

ミネラル」とはどんなものか知っていますか?

ミネラルとは何?言われるとはっきりとはわからない方が多いのではないでしょうか?
ミネラルは身体を正常に機能させる上で非常に大切な栄養素。
千葉は1つだけしかサプリメントが摂れないと言われたら間違いなく「ビタミン&ミネラル」を選びます。

健康に生活するために大切なミネラルについて解説していきます。

☑ ミネラルとは?
☑ ミネラルの種類
☑ 各種ミネラルの役割とおすすめ食材

最後までチェックしてみてください。

◆ミネラルとは?

ミネラルとは五大栄養素の一つです。
五大栄養素とは『炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル』であり私達の体にとって重要は役割を持っています。

五大栄養素でもエネルギー生成に直接関わる栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)は三大栄養素と呼ばれ、ビタミンとミネラルは三大栄養素の代謝を促進させるなどの役割があります。
ミネラルに関する詳しい働きは下記で紹介します。

◆ミネラルの働きは?
ミネラルは微量ですがビタミンと同様に不足したり過剰摂取すると体調不良に繋がります。ナトリウムを聞いたことありますか?ナトリウムは汗などに含まれている塩分の事です。
ここではミネラルの代表例であるナトリウムを例に挙げて解説します。

トレーニングなどで汗を多くかくことで水分とナトリウムなど身体にとって必要なミネラルが失われます。しっかりと水分とナトリウムを補給しないと、脱水症状になってしまいます。
水分だけを摂取していてもナトリウムが補給されていないのでバランスが崩れ熱中症になってしまう恐れがあります。
他にはカルシウムが不足してしまうと骨粗鬆症の症状も見られます。

逆も同じで過剰摂取は中毒を起こしたり、ナトリウムで有れば高血圧にも繋がってしまいます。ミネラルを満遍なく適度に摂取する事でトレーニングの効果を高めえることは勿論、病気や体調を不良を防ぐ事ができるのです。

◆ミネラルの種類と役割

さきほど代表例としてナトリウムを簡潔にその働きを紹介しました。
ミネラルの種類の紹介とともに、各ミネラルの役割をより詳細に紹介していきます。

ミネラルには様々な種類があり約100種類あると言われてます。
その中で人間の身体に必要なのが【必須ミネラル」】呼ばれる約16種類のミネラル。

『ナトリウム・カルシウム・カリウム・マグネシウム•リン・硫黄・塩素・鉄・亜鉛・銅・マンガン・クロム・ヨウ素・セレン・モリブン・コバルト』の16種類。

その中でも不足しがちな『カリウム・カルシウム・鉄・亜鉛
過剰摂取の恐れがある『ナトリウム・マグネシウム』について解説していきます。

◎カリウム
カリウムはナトリウムとバランスを保ちながら体内の細胞を正常に保ったり血圧を調整を行ったりしています。
つまり塩分量を調整してくれる働きがあります。浮腫みの改善にも効果的です。
血圧が気になる方はナトリウムは避けてカリウムを摂取するのが良いでしょう!

●カリウムが多く含まれる食材
・昆布などの海藻類
・アボカドやバナナ、プルーンの果物類
・大豆や小豆などの豆類等

⇒基本的には乾物になる食材、ドライフルーツや昆布やきな粉などがカリウムが多いですね。

◎カルシウム
カルシウムといえば骨や歯を形成するとても大切なミネラル。
またカルシウムには骨や歯の形成以外にも心臓や筋肉の収縮の作用の働きを助けたり、精神を安定させるなどの働きもあります。

現代の人は意外とカルシウム不足な方が多く見られます。
カルシウムが不足してしまうと骨や歯の形成が出来ずに骨粗鬆症や動脈硬化などの症状も現れやすくなります。

●カルシウムの多い食材
・大豆製品や小魚
・牛乳などの乳製品

バランスよく摂取するようにしましょう!

◎鉄
鉄分が不足すると貧血になるって聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

鉄分は、赤血球中に存在していて酸素を運搬する働きがあります。
鉄分が不足してしまうと貧血になる他に、集中力が低下を招きます。
また、女性は生理などで鉄分不足になる傾向があるので気をつけたいですね。

●鉄分が多い食材
・レバー系のお肉
・木綿豆腐
・ほうれん草、小松菜
・あさり
・卵

◎亜鉛
亜鉛は知ってるけどどんな効果があるのか知らない方は多いのではないでしょうか?
亜鉛は体内の様々な酵素を作る働きがあります。
有名なところでDNAの転写、つまり生殖ですね。
また味覚を正常に保つ働きがある他に消化や代謝の働きを助けたんぱく質の合成を手助けします。

亜鉛不足が続くと筋肉量の低下、免疫力低下にもつながります。

●亜鉛が多い食材
・牡蠣
・うなぎ

・牛赤身肉
・小麦麦芽
・油揚げ
・カシューナッツ

◎ナトリウム
ナトリウムは塩分です。
カリウムとバランス良く摂取するのが大切。
主な働き
⇒体内水分の浸透圧調整して一定に保ったりする事で体内の水分を保ってくれています。その他筋肉の運動や神経伝達のサポートをしたりする働きがあります。

スポーツや夏場などの高温下での発汗により、水分と共にナトリウムも失われ、筋肉の痙攣や脱水症状などに繋がります。
その為、水分補給と同時にナトリウムも摂取を心がける必要があります。
スポーツドリンクや最近では塩分チャージ出来る飴などもありますね。

ナトリウムに関しては不足とともに過剰摂取に要注意です。
ナトリウムを過剰摂取をすると身体の浮腫みや喉が渇くなどの症状が現れます。
長期的に過剰摂取していた場合、食道癌、高血圧や脳卒中などの生活習慣病の原因になります。調味料の醤油や味噌などもナトリウムが含まれています。調理する際は塩分を控え、香りで料理を楽しむとして、香辛料等を使って調整できるとよいと思います。

◎マグネシウム
マグネシウムは体中全ての機能の働きを助けてくれています。
また偏った食生活や過度なストレス、またアルコール摂取が多い方はマグネシウムは失われる事も分かっています。

マグネシウムが不足すると血管や心臓の働きが正常ではなくなり、集中力が低下や人によっては貧血の症状も見られます。
骨粗しょう症や動脈硬化等の循環器疾患や生活習慣病の発症にも繋がります。また、だるさや食欲不振、イライラなどの症状も現れます。

●マグネシウムの多い食材
・海藻類(あおさ、あおのり、わかめ、ひじき)
・豆類や種実類

その他、魚介類や野菜類にも含まれますが、ダントツで海藻類に多く含まれています。

◆ミネラルの摂取の仕方

人間の体に必要な必須ミネラル16種類のうち不足・過剰摂取しやすいミネラルを紹介しました。
偏った食生活ばかりしていると栄養面でも偏ってしまい、体調が悪くなったり、肌が荒れたり病気になってしまったりと体に悪影響を及ぼします。

お味噌汁で例を挙げてみます。海藻や大豆がとれたくさんのミネラルが摂れるので健康は勿論、ダイエットにも◎。身体も温まり、満腹感も得られやすいので健康には勿論ダイエットにも効果的で千葉は減量中は汁物を常に摂るようにしています。
出汁をまず作りますが、そこにお肉や小魚や野菜などを出汁として抽出。
その出汁でお味噌を溶かしてみると、ナトリウムにカルシウムやマグネシウムや亜鉛等様々なミネラル豊富なお味噌が完成します。
そのお味噌汁に色々な具材も入れるとタンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルと五大栄養素が満遍なく入った健康的な食事になります。

また、最近ではミネラルウォーターがあります。
軟水や硬水がありますがマグネシウムとカルシウムの含有量の違いによって軟水、硬水と分けられています。少し気にしてみてるのもいいですね!

そして、食事だけでは摂取出来ないと思った方は、サプリメントを補助的に使用するのも手軽に摂取できるのでおすすめです!

◆まとめ

今回はミネラルについて紹介しました。
五大栄養素『炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル』に入る非常に大切な栄養素だとわかっていただけたと思います。
どれが不足しても良くないので、多品目を食べてミネラルを摂取してみてください。ご自身の食生活や仕事などの状況に合わせて最適な量の栄養素を摂取し、健康的な生活を送りましょう!

また書きます。

プライベートジムTCFIT
代表トレーナー 千葉

追い込むだけのパーソナルトレーニングだけではなくストレッチ、や筋膜リリース、コーディネーションなど姿勢改善にも力を入れています。
身体の本質から整えて目的の身体作りをサポートします。
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