【筋トレの”ロス”】エキセントリック収縮を見逃すな!

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「筋トレの”ロス”・・もったいない!エキセントリック収縮を見逃すな!」について詳しくご紹介します。

☑️エキセントリック収縮重視筋トレ
☑️3種類の筋収縮形態 
☑️120%出力発揮⁉︎
☑️ありがちなトレーニングエラー

いざ筋トレ?出来るだけ効率的にやりたいと思いますね。わかっていても身体は楽な方向へと流れていくのが人間の本能です🥸
「なぜそうしたほうがいいのか」
これを理解してるから否かでは天と地の差。
まずは筋肉ついて深く知ることが大切です。では書いていきます。

■ エキセントリック収縮重視トレーニングとは

エキセントリック収縮重視筋トレとは、別名「ネガティブトレーニング」とも呼ばれるトレーニングテクニックです。

負荷に負けないように筋肉が伸びながらブレーキを掛けるように力を発揮することで「エキセントリック収縮」を引き起こす、その作用によって筋肉を効果的に刺激することを最大限活かしたトレーニングです。

エキセントリック収縮とは逆の作用である「コンセントリック収縮(筋肉が縮みながら力を出す)」と比較すると120%程度ほどの強い出力が発揮できるのが特徴。 

120%?次項で解説していきます。

■3種類の筋肉収縮形態

日常生活で関わる筋肉の収縮は大きく3種類に分類されます。同じ筋肉でも動作、場面によって出力に違いがあります。 

⑴コンセントリック収縮
⑵エキセントリック収縮
⑶アイソメトリック収縮

スクワットを例にあげて解説していきます。

⑴コンセントリック収縮

▶︎「短縮性収縮」筋肉が縮みながら力を発揮
EX)スクワットでボトムから立ち上がる動作
▶️出力80%

⑵エキセントリック収縮

▶︎「伸張性収縮」筋肉が伸ばされながら耐えて力を発揮す
EX)スクワットでしゃがむ動作
▶️出力120%

⑶アイソメトリック収縮

▶︎「等尺性収縮」筋肉が耐えるように固定されて力を発揮
EX)スクワットでボトムで止まる空気イス状態▶️出力100%

スクワットも動作の局面によって同じ筋肉でも筋肉の収縮の形態が違ったり、その時出る出力が違ったりすると言うこと。豆知識として入れておけるといいと自身のトレーニングにプラスの影響が出てきます。

降ろす(120%)のはできるけど、上がる(80%)のが辛いのはこれがわかれば理解できますね!

■エキセントリック収縮意識で120%出力発揮!

前述したエキセントリック収縮の特徴を重視したトレーニングです。

出力の話の例えると・・
床から持ち上げることは出来ない物も、もし手に渡されると床に置くことはできます。

EX)ベンチプレス
▶︎80kgがギリギリ上がるか上がらないかの人はもしバーベルを持ち上げられなくても、胸までゆっくり降ろすことは出来ます。

降ろす時は筋肉の力の120%が発揮されるのでより大きい旨みのある負荷がかけられます。

「持ち上げられなくなったら終わり」

と感じてしまう方が多いですが、パーソナルトレーニングでは全くそんなことはありません。80%の出力が終わっても120%と高出力のエキセントリック収縮がしっかり出し切れるようにサポートするので、トレーニング効率が高まります。

「ゆっくり降ろして力強く上げる」

これを意識することで筋肉の特性を最大限に活かすことができます。さらに常に筋肉に力が入り続けている状態がベストです。反動をつけるトレーニングもありますが、これはケガのリスクも高まるので、安全に効果的にできる方法でボディメイクしていきましょう。

■ ありがちなトレーニングのエラー

トレーニングをしていてキツくなると特に筋トレ初心者の方はフォームが崩れてきやすくなります。

☑️エキセントリック収縮が耐えられていない

前回ブログのトレーニングでご紹介したクランチ(腹筋運動)を例に出してご紹介します。

❌腹筋で丸めた後に耐えずにストンと落下するように降ろしてしまう。

これでは効果が半減です。

⭕️正しくは・・
①反動をつけずに丸める
(コンセントリック収縮80%)
②上で1秒お腹の収縮を感じる
(アイソメトリック収縮100%)
③力が抜けないようブレーキをかけて降ろす
(エキセントリック収縮120%)

1つの動作で全ての筋肉を使い、1回1回のクオリティーを上げていくことは理想の身体を作る上でとても重要なこと。

腹筋ではなく、他の種目でも上記のように常に筋肉を使い続けることは大切です。これを続けると筋肉と脳の繋がりがよくなり、さらに運動の効率が高まります。これを【マインドマッスルコネクション】と呼びます↓↓

重さを求めすぎて、逆に筋肉への刺激が薄れてしまっている方はもったいない。一度重さへのエゴを捨てて、フォーム、スピード、筋肉の意識の3本柱に目を向けてやってみるとこれまでとは違った変化を感じられると思います。

パーソナルトレーニングを受けている方は、トレーナーの厳しい声掛けは愛のムチなので、頑張って応えていきましょう😆

■まとめ

いかがでしたでしょうか?
何事にも言えますがトレーニングも量より質。ムダを極力減らして効率を高めることが重要です。
ケガや故障のリスクを抑えて、正しく効果的にボディメイクしていきましょう。

TCFIT PRIVATE GYM(ティーシーフィットプライベートジム)では、トレーニングやダイエット、姿勢など身体のケアに関する情報をブログやinstagramにて発信しております。
興味のある方はぜひ参考にしてください。

パーソナルプライベートジムTCFIT
代表トレーナー 千葉拓郎

ダイエットや追い込むだけのパーソナルトレーニングだけではなくストレッチや筋膜リリース、コーディネーションなど姿勢改善にも力を入れています。
身体の本質から整えて目的の身体作りをサポートします。
酵素ファスティングコースもあり身体の内側からもキレイになれる西麻布にある隠れ家的プライベートジムTCFIT。

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効果絶大!ネガティブトレーニング

みなさまこんにちは。
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。

今回は「ネガティブ意識トレーニング」について詳しくご紹介します。

☑️ ネガティブトレーニングとは
☑️ 3種類の筋収縮形態 
☑️ 120%出力の発揮?! 
☑️ ありがちなエラー
、、もったいない!

いざ筋トレ?まずは筋肉について深く知ることが大切です。では書いていきます。

■ ネガティブトレーニングとは

ネガティブ意識トレーニングとは、別名「エキセントリック(=伸長性)トレーニング」とも呼ばれるトレーニングテクニックです。

名前にあるように「ネガティブ動作(負荷を抑えながらウェイトを下す動作)」で筋肉が伸びながらブレーキを掛けるように力を出すことで「エキセントリック収縮」を引き起こし、その作用によって筋肉を効果的に刺激します。

エキセントリック収縮とは逆の作用である「コンセントリック収縮(筋肉が縮みながら力を出す)」と比較すると120%程度ほどの強い出力が発揮できるのが特徴。 

120%???どうゆうことでしょう???

■ 3種類の筋肉収縮形態

日常生活に関わる筋肉の収縮は大きく3種類に分類されます。

① コンセントリック収縮
② エキセントリック収縮
③アイソメトリック収縮

同じ筋肉でも動作、場面によって出力に違いがあります。 

①コンセントリック収縮(短縮性収縮)

▶️筋肉が縮みながら力を発揮する
<EX>
イスから立ち上がる ▶︎ 出力80%

②エキセントリック収縮(伸長性収縮)

▶️筋肉が伸ばされながら耐えて力を発揮する 
<EX>
立っているところからイスに座る▶︎出力120%

③アイソメトリック収縮(等尺性収縮)

▶️筋肉が耐えるように同じ長さに固定されて力を発揮する
<EX>
空気イス状態をキープ ▶︎ 出力100%

スクワットのような動作でも局面によって同じ筋肉でもその時出る出力が違ったりすると言うこと。

豆知識として入れておけると自身のトレーニングにプラスの影響が出てきます。次項でもう少しわかりやすく説明します。

■ ネガティブトレーニングで120%発揮!

ネガティブ重視筋トレでは、前述した発揮する力の強いエキセントリック収縮の特徴を利用したトレーニングです。

出力の話の例えると、、

☑️「床から持ち上げることは出来ない物も、手に渡されると床に置くことはできます

ベンチプレスだとわかりやすいと思います。

☑️ 「100kgがギリギリ上がるか上がらないかの人は、もしバーベルを持ち上げられなくても、胸までゆっくり降ろすことは出来ます

“ベンチプレスやスクワットは重さを持ち上げる時に筋肉を使っている”

このように考えている方が多いですが、

実は降ろす時は筋肉の力の120%が発揮されるのでより旨みのある負荷がかけられます。

筋トレをしていて「持ち上げられなくなってしまうからダメだ」と感じてしまう方が多いですが、全くそんなことはありません。
こんな筋肉の特性を活かして考えると、ゆっくりと動かした方が効率的に筋肉を使えますよ!ということ。

「ゆっくり降ろして力強く上げる」

これを意識して常に筋肉に力が入り続けている状態がベストです。反動をつけるトレーニングもありますがこれはケガのリスクも高まるので、安全に効果的にできる方法でボディメイクしていきましょう!

■ ありがちなトレーニングのエラー、、もったいない!!

トレーニングをしていてキツくなると特に筋トレ初心者の方はフォームが崩れてきやすくなります。

前回blogでご紹介した「クランチ」で起こるものをご紹介します。まだ”腹筋のブログ”を見ていない方は先にチェックしてください↓↓↓

勢いよく腹筋で上げて耐えずにストンと落下するように降ろしてしまう。
▶︎これでは効果が半分です。

⭕️正しくは…

①反動をつけずに丸める(コンセントリック収縮80%)
②上で1秒お腹の収縮を感じる(アイソメトリック収縮100%)
③力が抜けないようブレーキをかけて降ろす(エキセントリック収縮120%)

1つの動作で全ての筋肉を使い、1回1回のクオリティを上げていくことは理想の身体を作る上でとても重要なこと。腹筋は特に回数にとらわれて雑になりがち、、もったいない!!

腹筋ではなく、他の種目でも上記のように常に筋肉を使い続けることは大切です。

ジムなどで重さを求めすぎて、逆に筋肉への刺激が薄れてしまっている方も多く見受けられます。
一度重さへのエゴを捨てて【フォーム、スピード、筋肉の意識の3本柱】に目を向けて実践できるとこれまでとは違った変化を感じられると思います。

パーソナルトレーニングでのトレーナーの厳しい声掛けは愛のムチなので、頑張って応えていきましょう(笑)

■まとめ

いかがでしたでしょうか?

何事にも言えますがトレーニングも量より質。
ケガや故障のリスクを抑えて、正しく効果的にボディメイクしていきましょう。

TCFIT PRIVATE GYM(ティーシーフィットプライベートジム)では、トレーニングやダイエット、姿勢など身体のケアに関する情報をブログやinstagramにて発信しております。
興味のある方はぜひ参考にしてください。

プライベートジムTCFIT
代表トレーナー 千葉

ダイエットや追い込むだけのパーソナルトレーニングだけではなくストレッチや筋膜リリース、コーディネーションなど姿勢改善にも力を入れています。
身体の本質から整えて目的の身体作りをサポートします。
酵素ファスティングコースもあり身体の内側からもキレイになれる西麻布にある隠れ家的プライベートジムTCFIT。

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