皆さんこんにちは!
TCFITパーソナルトレーナーの千葉です。
梅雨が終わったかと思いきや、ここ最近は雨が多く続いていました。蒸し暑さもあり、なんだスッキリしない日が多くあるかと思います。
「低気圧だから元気でない、、」
「低気圧で片頭痛や古傷が痛む、、」
など、天気が悪かったり低気圧が近づいているとこんな経験がある方も多いかと思います。
☑気圧ってなに?
☑気圧と身体の内圧について
☑気圧で自律神経が乱れる
☑腰痛と内圧
この題材について書いていこうと思います。
知識を高めていきましょう!
■気圧って何?
簡単にいうと「空気の重さ・大気によって発生する圧力」を気圧と呼びます。
大気というのは地球のような惑星を包んでいる気体のことで「地球の大気=空気」のことなので空気によって発生する圧力だと考えてください。
人間や地上に存在する全てのものには、例外なく気圧がかかっています。
気圧というのは空気の重さによるものなので、地上にいればその上に存在する空気の重さを受けていることになります。
ちなみに、、
「気圧」は空気の重さなので上のスペースにある重さ、圧力。
「重力」は引力とも呼ばれ、下から物体を引き寄せている重さ。
どちらも自然界の「力」で似て非なるものです!
■低気圧と高気圧とは
ニュースなどでよく低気圧、高気圧と聞きますが理解している方は少ないのではないか?と思います。
気圧は空気量と密接な関係があります。
空気の量と気圧の大きさの関係を簡単にまとめると↓↓
◎存在する空気の量が少ない ⇒ 気圧は低くなる
◎存在する空気の量が多い ⇒ 気圧は高くなる
分かりやすい例としては、
山などの標高が高い所では、地上に比べて気圧が低いです。
なぜかというと、標高が高くなるにつれて空気の量が少なくなる(空気が薄くなる)からです。
ポテトチップスの話を聞いたことありますか?
ポテチは高度が低い場所で封をされているから、中身の気圧(内圧)は山の上に持って行っても変わりません。ってことは⇒ポテチの中身は外の気圧より低くなり外側に広がる圧力が働き袋がパンパンに膨らみます。って原理です。
■気圧と人間の身体
本題に入ります。
低気圧は身体に影響があるのでしょうか??
外気圧が低くなる、低気圧の状態では身体の内圧が強調されます。
というのは、身体の中からも外に向かって圧力を発しています。
先ほど話をしたポテトチップス理論ですね。
気圧が高いと外から抑えられる圧力と身体の内側からの圧力とでバランスが保たれます。
①自律神経の乱れ
一つ目は自律神経の乱れです。
気圧を感知する耳にある気圧受容器によって、気圧を感知しますが気圧が低下することで身体は交感神経が優位な状態となります。
交感神経は身体の機能を上げていくもので、本来機能を抑えようとリラックスする時に反応する副交感神経が反応しづらくなることで、身体が興奮状態になり腰痛や古傷の原因になる。
低気圧の場合は身体の内圧の方が高くなるため、関節であれば袋に覆われるような構造になるため、膨れ上がるようにストレスがかかります。特に腰痛が起こりやすい。
また、ケガをしたところは、瘢痕組織(はんこんそしき)と言われる傷の後の皮膚は圧力により神経的なものでストレスがかかります。
②血流の停滞
自律神経が交感神経優位になることで、血流が停滞することによる影響が一つあります。
気圧が低くなるということは、体に発生する圧力が減少し血流量が減少してしまいます。
例として、ホースを連想してみましょう。
ホースから出る水の勢いを強くしようとしたときにホースの口を強く握るかまたはそのままの状態で使用するか。どちらの方が勢いよく水がでるでしょう??
皆さん経験があると思いますが、ホースの口を強く握った方が勢いよく水がでます。
これを人間の体に置き換えて考えてみると、外的な圧力が下がれば体内の圧力は下がりますが、外的圧力が増大すれば体内の圧力が増大するため血流量が増します。
なので低気圧に伴い体圧力が減少し血流が停滞してしまうのです。
血流の停滞は、腰痛、肩こり、浮腫みなど色々な不具合を引き起こしてしまいます。
やはり低気圧が近づくと身体の不調が出てくるのは事実ですね。
■低気圧の不調の対処法
理論はわかってもらえたかと思いますが、対処法を3つご紹介します。
どれも自律神経を整え、血流を回復させ身体をリラックスさせるために重要で低気圧での不調を改善させるために有効です。
①トレーニング
トレーニングをして、血流がよくなります。
トレーニング終了後は副交感神経が反応しやすくなるため血流がより一層回復します。
②ストレッチ
ストレッチやストレッチポールなどのコンディショニングは筋肉を緩めるだけではなく、骨の位置(アライメント)を整える効果もあり血液循環が良くなります。
ゆっくりと呼吸をして行うことで、副交感神経も反応し身体のONとOFFの切り替えが上手にできるようになります。
③入浴
身体を温めることで血流が回復します。
半身浴ではなく、首までつかる全身浴の方が身体に適度に圧力がかかりより血行が良くなります。
38~40°くらいの熱すぎない温度で10分以上浸かってあげると効果的です。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
当たり前の改善法かもしれませんが、とても重要な生活習慣です。
季節や環境に左右されない身体を作りましょう!
PRIVATE GYM TCFIT(プライベートジムティーシーフィット)では、トレーニングやダイエット、姿勢など身体のケアに関する情報をブログやinstagramにて発信しております。
興味のある方はぜひ参考にしてくさい!
プライベートジムTCFIT
代表トレーナー 千葉
追い込むだけのパーソナルトレーニングだけではなくストレッチや筋膜リリース、コーディネーションなど姿勢改善にも力を入れています。
身体の本質から整えて目的の身体作りをサポートします。
酵素ファスティングコースもあり身体の内側からもキレイになれる西麻布にある隠れ家的プライベートジムTCFIT。
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